社会契約説と信ずること
- 2016/04/13
- 15:56
<社会契約説の概要>(cf.ウィクリフ)『聖書』聖界領主論・俗界領主論・聖体論・ホッブズの場合『リヴァイアサン』 国家 ← 人民の権利(リヴァイアサン) → 人民の義務 委託と付与このイメージ→恐怖の怪物=国家国家が国民から権利を無理やり搾取し、人々に義務を課し、人を働かせているイメージ。どのみち、ホッブズの場合は自然状態でも、人民の人民に対する闘争というイメージ...
デュルケムの社会分業論 一言一句読む no.1
- 2016/04/08
- 14:33
社会学でも、文化人類学でも、機能主義というものが流行った時代があった。今から八〇年程度前の機能主義。マリノフスキー、ラドクリフ=ブラウン、そしてマルセル=モース。彼らのことを指して機能主義人類学、および社会学という言葉が使われるが、やはり彼らの師は、デュルケムである。社会分業論の分業の機能の最初の節に、機能という語への考察がある。その説明によると、機能という言葉は、2つの使われ方がされている。一つ...