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時には昔の話をしようか ―歴史と平和の関係についてー

こんにちは、こちらのブログではお久しぶりです。
こうして、このブログを見てくださってる皆様に改めて感謝いたします。

過去に書きたいことを書いてきました。そこには読んでもらう皆様へのメッセージ性を限定しすぎていたところがあると反省しています。

できるだけ多くの皆さんに読んでいただけるように、少し工夫しながら書くようにしたいと思います。

さて、あなたは歴史というと、何を想像しますか?

おそらく、義務教育や高校で学習した社会科の歴史を思い出すでしょう。出来事があった年代順に並んだ歴史。出来事中心の歴史記述。

もちろん、このように世界史や自国史において、どういう出来事があるか。その出来事がどういう影響力を持つか。これを人物に置き換えてもいい。そうしたことを学ぶことは大変重要なことです。ここでは歴史は文献中心のものです。しかし、歴史のことを知る面白さは、出来事や人物の歴史記述だけにとどまりません。

何かのテーマと関連付けて、その連関を歴史家が再構成するのが、テーマ史です。最近の高校の歴史ではテーマ史を取り入れることが多くなっています。簡単に言えば、例えばたばこの歴史というものにフォーカスを当てる。たばこに関する交通輸送、年ごとの消費のデータ、たばこの風味の嗜好の変遷と食生活の変化との関係、そしてたばこの生産量と国家の大きさの関係など。今あげたのは一例ですが、そういったことで歴史を掘り下げていく。これがテーマ史です。

古代以来、このテーマ史のうち、もっとも歴史家の興味を引いたのは、当然ながら平和と戦争の歴史です。なぜに平和は永久に存続しないのか。戦争状態もいずれ終結し、均衡状態に陥るのか。平和や戦争と経済との関係。法制史との関係。世界史と各国史との関係。すべてが魅力的な研究をそそられれるテーマでしょう。

出来事にしろ、テーマにしろ、その出来事などが起こった時代の背景が大事になってきます。思想的なものや経済的なもの、法制度、医療制度、スローガンと主義主張の関係、そして国家やその他団体と権力との関係。そのようなものに目を当て、その共通性を見つけ出し、指摘する哲学的歴史家。

そして、思想そのものの歴史(思想史)、経済そのものの歴史(経済史)、社会そのものの歴史(社会史)、人類そのものの歴史(人類史)などなど。テーマ史とは別の観点で、各分野の歴史も非常に多く語られています。

どの歴史も、歴史小説を含め、読んでいくとどっぷりはまるでしょう。歴史とは本当に面白いものなのです。もちろん、歴史の面白さがわかるようになるには、多少は訓練こそ必要です。

さて、前置きが長くなりましたが、歴史と平和との関係でした。今回は概略だけにとどめましょう。

まず、ほんとうの平和の歴史を考えるにあたって、戦争や紛争の歴史記述は常に必要です。戦争や紛争は、たいてい一部の人だけの平和を求めて行われるものです。だからこそ、なぜ不満が出てきて紛争や戦争に至った理由を探らねば、平和的解決はあり得ないのがわかるでしょう。

次に、平和の中身が何か、綿密に検討することも必要でしょう。戦争や紛争はたいてい何らかの不信を伴うことは言うまでもないでしょう。だからといって、すぐに平和とは信頼状態が永続していたから起こったとももちろん言えません。パワーオブバランスから作られた平和は、信頼状態とはほどとおいものでした。冷戦の二極構造がいい例でしょう。

そして、戦争状態から平和への移行。逆に平和から戦争状態への移行。これらがなぜなされるのか、綿密に見ていく必要があります。

ここで、僕の試験を挟ませてもらいますが、ほんとうの平和とは、実は限りなき決断の連続でしょう。絶えず異質への寛容と暴力的手段へ訴え出ない真の勇気が必要だからです。

そうしたことを考えつつ、平和についての歴史的指摘も行っていこうと思います。そこには宗教が絡むこともあれば、民族のこと、経済のこと、法のこと、思想のことなど様々なことが絡みます。

僕の力量ですべてをすぐに説明することはできませんが、なんとかわかってもらうようにこつこつ努力してまいりたいと思います。

よろしくお願いいたします。ここまで読んでいただいたことに感謝します。



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プロフィール

Satoshi Takahashi

Author:Satoshi Takahashi
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いろんなことを考察し、可能性を明らかにするブログです。
すべて正しいことが書いているとは限りませんし、逆にすべてが間違いでは絶対にありません。
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大航海時代オンラインでは、『アンチ・クリマクス』『あれかこれか』『レギーネ・オルセン』『S・ヴェイユ』『ヨハネス・クリマクス』『S・キルケゴール』『沈黙のヨハネス』として活動してました。