FC2ブログ

記事一覧

社会契約説と信ずること

<社会契約説の概要>
(cf.ウィクリフ)
『聖書』聖界領主論・俗界領主論・聖体論

・ホッブズの場合『リヴァイアサン』

   国家       ←  人民の権利
(リヴァイアサン)   →  人民の義務
          委託と付与

このイメージ→恐怖の怪物=国家
国家が国民から権利を無理やり搾取し、人々に義務を課し、人を働かせているイメージ。
どのみち、ホッブズの場合は自然状態でも、人民の人民に対する闘争というイメージがあるため、
明るい社会とはいいづらい。国家がリヴァイアサンでも任せたほうがましというイメージ。
国家的には、専制君主による統治国家。社会悪あるいは悪社会という言葉とのつながり。

・ロックの場合『市民政府二論』

  国民国家    ← 国民の権利
 (市民政府)   → 国民の義務
        委託とその反委託としての奉仕

このイメージ→ロック自体の哲学もそうだが、割と性善説的なもの。
国民は神(および神に由来する自然法)を介在として、国家(政府)に人民の権利の委譲と、人民に義務の奉仕を要求する。
この前提はキリスト教的な理想社会
国家的には、代議制国家つまり間接民主制国家(投票による政治)

・ルソーの場合『社会契約論』

  市民政府     ← 市民の権利
(市民による統治体) → 市民の義務

このイメージ→基本図式はロックとほぼ同じ。ただし、ルソーのほうが小規模国家を想定している側面あり。さらに、一般意志と特殊意志によって、善悪社会の両側面を見ることができる。
一般意志=オープンなもの・全体的利益
特殊意志=クローズなもの・部分的利益
情報公開の必要性はある程度感じられるが、プライバシーまでは含まれていないかもしれない。

ルソーの弱点:一般意志はいかにして可能か。どう評価される?
国家的には、国民ではなく、市民による直接民主制議会を想定。

・ロールズは保留
少し書くと
ロールズの原初状態は、前三者の自然状態と類比。
さらに、正義の原則は、無知のヴェールの背後で選ばれねばならない という言葉は、公正の擁護。

・たかはしさとしのAI社会論
これはあくまでも仮想的前提であって、すべての場合においてそうではない。
だが、AIと人間を考えるには、一つの有用なモデル。

 A I    ← 個人の権利
(概念)   → 個人の義務
あらゆる社会を飛び越えて、インターネットでつながるAIへの権利の委譲(移譲)と、あらゆる社会への義務の履行を見てもらう。

ただし、この場合、AIへの直接の義務ではなく、書く社会への義務をとくにみてもらって、本当に履行できているかを見る役目のAIへの付与。同時に権利の適切な利用についてもみてもらう。
その点で、監視的な側面はあるが、あきらかに大きな過誤に対して以外は、比較的おおらかな態度でAIがみていることを前提に話しをすると、悪は減るはず。
ただし、相手が隠して自分が許せない場合のみ、AIのみた証拠を参考に裁判になってしまう可能性などは当然でてくる。

人を許して、解決できる社会であれば、AIの出番はほとんどなし。
そのためには、情報の公開や、人と人、人とAIへの信頼関係がある必要。

視点をずらすだけでそんなに難しくない、話し合いで解決する社会。
AIによる社会改造ではなく、人呼びAI、神、本などすべてを含めたうえでの人間すべてで、社会を変えていく必要性。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Satoshi Takahashi

Author:Satoshi Takahashi
すべての出会いに感謝いたします。
いろんなことを考察し、可能性を明らかにするブログです。
すべて正しいことが書いているとは限りませんし、逆にすべてが間違いでは絶対にありません。
可能性を信じましょう。そして、もちろん人間の善意も信じます。

大航海時代オンラインでは、『アンチ・クリマクス』『あれかこれか』『レギーネ・オルセン』『S・ヴェイユ』『ヨハネス・クリマクス』『S・キルケゴール』『沈黙のヨハネス』として活動してました。